連休、スポーツの日。秋晴れが続きます。確かにこんな空の下、「運動会」があったなと、遠い昔を思い出しました。
ナポリの友人から「友人のDaniele Sepeが日本でコンサートしているから行ってよ」と開催間近に言われて、チェックしてみたら開催場所は京都。
Sepeさんと日本のユニット「くるり」さんが古いナポレターナの一つ”La Palummella”をコラボしたと聞き、行くことにしました。
“La Palummella”はナポリの言葉で「蝶々」の事。17世紀に作られたオペラの1曲からインスパイアされた1カンツォーネだったはず。時代を経て、何回か歌詞が書き直されて、特に19世紀、イタリア統一運動に向かう際、ナポリに起きた内戦の為亡命した仲間たちに語られた愛国歌としても有名な曲。過日、たまたま調べていた事もあって記憶に新しかったもので。間違っていたらごめんなさいね。
「京都音楽博覧会2024 in 梅小路公園」に行きました。
何年ぶりの遠出でしょうか、自分が野外コンサートに出演していた頃も思い出しながら、芝生に座りながら、日差しは強かったけれど秋のバカンス気分を楽しみました。
参加アーティスト、皆さん素晴らしかったです。SepeのグループにヴォーカルのSabbaが居てびっくりしました。ナポリの旋律とリズムにいろいろな事が思いめぐらされ感激しました。「くるり」さんとの”La Palummella”、良かったです!
日も暮れて来た頃、Askaさんが登場。名曲の数々を歌われ、新曲も披露され、ジーンときてしまいました。素晴らしい。本当に素晴らしかった。
一泊はしたものの早めに京都を発ち、ほとんど日帰り旅でしたが私にとって貴重なひとときでした。
<La Palummella>トレイラー