今年を振り返って(1)

星だとか、月だとか
そんな事ばかり話していたような気がしますが・・・。

2017年もあとわずかとなり、
少しばかり、今年を振り返ってみようと思います。
今年、新譜をリリースした事は私としては大きな事で、
その準備で毎日を過ごした上半期でしたが、
いろいろあったなぁ。

2月の半ばから、民音の招きで、アウレリオ・フィエロ氏の息子さんファミリーが来日しました。
ファブリッツィオ、孫のアウレリオ・フィエロ・ジュニア、旧友のピアニスト、ダリオパオロ・ピコーネとの再会。新しい友人となった、「トカフィエロバンド」のミュージシャンの面々。
ハンサムなテノール、フランチェスコ・マラペーナ。通訳の大杉さん。
彼らと共に、日本の、特に中部から北へと、雪の降る中も、廻った、廻った。
チームワーク万全、どこへ行っても大好評の、とっても素敵な公演でした!
彼らが用意したCDはツアー半分で完売し、CD売りの冬の時代(?)、もうびっくり!!
お馴染みのカンツォーネとは別に、アウレリオのヒットソングがこんなに楽しんで頂けて、アウレリオさんも空から驚いていたのではと思います。
弘前の最終公演を終え、翌日の早朝に発たねばならない状況にもかかわらず、
深夜、誰もいない青森市の街を、夕食を求めて雪降る中を歩き。目的の居酒屋さんで、その場に偶然居合わせた青森テレビの方含め3名の方々と、飲めや歌えやの大騒ぎ。マラペーナが延々とアリアの名曲を歌う中、皆、器用に箸で、おいしい牛肉と「そば」を食べ。翌朝、新幹線~飛行機へと。そんな事を昨日のように感じます。
アウレリオ・フィエロ氏とのツアーから約16年振りに、お互いの人生の中で様々な時を経て、こうして、心に残るツアーが出来たのは感激でした。フィエロさん含め先人の功績を何とか次につなげたかなと・・・、良いツアーでした。