6月3日、柏崎市のうたげ堂で、板谷圭美さんのソロ・ライブがあった。
クラシックを勉強された方だが、8年前からカンツォーネ（ポピュラーの）を歌われるようになって、神楽坂「オ・シャンゼリゼ」にも出演されてたり、地元でのイベントでご活躍されているけれど、このジャンルに関しては初のリサイタルとなった。お仲間のジャズグループ「MINT」の皆さんと息の合った演奏で、この8年、こつこつと積み重ねた多彩なレパートリーに感動した。ご自分の好きな曲を選び、ナポレターナを原語で丁寧に歌い、クラシックの唱法にこだわらず、ただひたすら我が道を進んでいらした。「MINT」のアレンジで、更にオリジナリティの濃いカンツォーネのライブとなり。A氏の解説も加わり、お客様にはカンツォーネを知っていく上でそうとうど真ん中から挑んだ内容となったと思いました。お客様はびっくりなさったかもしれないけれど、サービスだけではない、板谷さんの情熱が伝わったと信じています。
